アメリカ大学の年間スケジュールは?セメスターの仕組みや飛び級のシステム、入学卒業時期やテストについて

2019 11/19
アメリカ大学の年間スケジュールは?セメスターの仕組みや飛び級のシステム、入学卒業時期やテストについて
Ally Ally

こんにちは!Allyです

留学に行くならやはり、年間のスケジュールを把握しておきたいですよね。

入学卒業時期や夏休み冬休みの時期など、アメリカの大学には日本の大学と異なる点が沢山あります。

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アメリカの大学は頑張れば3年で卒業することも可能だしね!

今回は、アメリカ大学の詳しい年間スケジュールやシステムについて紹介したいと思います。

目次

アメリカ大学の年間スケジュール

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Ally Ally

まずはここから!

アメリカの大学には「セメスター制」と「クォーター制」と呼ばれる2種類の学期の制度があります。

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ただ、実際は「セメスター制」の学校がほとんど!

セメスター制:1年を2学期に分ける「2学期制」のこと
クォーター制:1年を4学期に分ける「4学期制」のこと
(※学期についての詳しい説明はこの後紹介しています。)

私の通っている大学も「セメスター制」なので、今回はセメスター制の学校の大まかな年間スケジュールを紹介したいと思います。

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学校によって多少の誤差はあるから完璧にこれが正解!というわけではないよ

私がアメリカで実際に過ごしている年間スケジュールがこちらです。

年間スケジュール

秋学期(Fall Semester)

  • 9月:入学
  • 10月:中間試験、秋休み(5日間くらい)
  • 11月:Thanksgiving Break(5日間くらい)
  • 12月:学期末試験、卒業式

12月〜1月:冬休み(1ヶ月間)

春学期(Spring Semester)

  • 1月:入学
  • 2月:中間試験
  • 3月:春休み(5日間くらい)
  • 4月:イースターブレイク(5日間くらい)、(Spring Formalというイベントがある)
  • 5月:学期末試験、卒業式

6月〜8月:夏休み(3ヶ月間)

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いや、休み多すぎ!!

Ally Ally

私もずっとそう思ってる(笑)

アメリカの大学は、かなり休みが多いです。

夏休みが3ヶ月、冬休みが1ヶ月なのでそもそも学校に行く期間が年間で8ヶ月しかありません。

そこからさらに2つに分けるので、4ヶ月に一回長期休みがある形になります。

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4ヶ月ごとに授業登録をして、単位を取って行くシステムだよ

「セメスター制」と「クォーター制」について

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  • セメスター制:2学期制
  • クォーター制:4学期制

セメスター制とは

セメスター制は、9月〜12月のFall Semester(秋学期)と1月下旬〜5月上旬のSpring Semester(春学期)の2つの学期に分けられる制度です。

セメスター制では12月下旬〜1月下旬の短い冬休みと、6月〜8月の長い夏休みが設けられます。

日本では1年ごとに授業登録をしますが、アメリカでは1学期ごと(4ヶ月ごと)に授業登録をするので4ヶ月ごとに受講するクラスが変わる形になります。

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アメリカのほとんどの大学でこの「セメスター制」が採用されているよ!

セメスター制では夏休みが3ヶ月程あるので、ほとんどの学校で夏休みの期間を使ったSummer Sessionなるものが開講されます。

Ally Ally

日本で言う夏期講習みたいな感じだね

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早く卒業するために夏休みも授業を取る留学生は少なくないよ

セメスター制では9月と1月が入学時期、12月と5月に卒業式があります。

クォーター制とは

クォーター制は、9月から12月までの秋学期(Fall quarter)、1月から3月までの冬学期(Spring quarter)、4月から6月までの春学期(Spring quarter)、6月から8月までの夏学期(Summer quarter)の4つの学期に分けられる制度です。

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学生のほとんどは6月〜8月の夏学期はクラスを取らずに夏休みにするけど、早く卒業したい留学生は夏学期もクラスを受講できるよ

クォーター制でも学期ごとに入学が可能なので、9月、1月、4月、6月の4回、入学チャンスがあることになります。

Ally Ally

大体はみんな9月の秋学期からだけどね

「クォーター制」を取り入れている学校は、2年制のコミュニティカレッジに多いです。

飛び級について

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まず前提として、アメリカの大学には4年間必ず通わなければいけないという規定はありません。

3年で卒業する人も珍しくはないですし、オンラインの授業も取り入れている学校ならば2年半で卒業する人もいます。

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実際に私の周りでも、2年半で卒業していった留学生はいたよ

アメリカの大学では「卒業するには〇〇単位が必要です」という明確な数字が最初に提示されます。

「その単位数に向けて、早くても遅くてもいいので自分のペースで頑張って単位を取ってください」というのがアメリカ大学のスタンスです。

ですから、できるだけ早く卒業したいという人は夏休みを返上して授業を受けたり、1学期の中で他の人よりも多く授業を取ったりして単位数を集めます。

とにかく自分の出来る範囲で授業を受けて、単位を集めさえすれば卒業となるのです。

Ally Ally

日本のように4年間は必ず通わなければいけないという規定はないから嬉しいよね

長期休みについて

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アメリカの大学は、「夏休みが長く、冬休みが短い」のが特徴です。

夏休みは6月〜8月の3ヶ月間、冬休みは12月下旬〜1月上旬の1ヶ月弱です。

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冬休みは1ヶ月あるかないかくらいだから、結構短いよ

ただ、夏休みはとても長いので日本に一時帰国する人も多いです。

アメリカの大学は4ヶ月に一回長期休みがあるためモチベーションを保ちながら勉強をすることが出来るのでとても魅力的です。

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テストの時期について

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大きなテストは、1学期の中で2回あります。

midterm Exam(ミッドターム)とFinal Exam(ファイナル)と呼ばれるものです。

セメスター制の場合
  • Spring Semester:2月にミッドターム、5月上旬にファイナル
  • Fall Semester:10月にミッドターム、12月上旬にファイナル
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テストの代わりにエッセイ提出などもあるし、そもそも中間テストはないクラスもあるから教授によって形式は様々だよ

アメリカの大学では宿題もたくさん出ますが、やはり中間テストと期末テストはかなり成績に反映されることがほとんどです。

ちなみに、成績のつけ方としてほとんどの授業でグレードがA〜Dの場合は合格(単位がもらえる)、D以下の場合はFとされ、落第となります。

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Fを2回以上取ると審議とか強制帰国とかっていう話も聞くよね

Ally Ally

まあそこんとこはグレーゾーンではあるんだけど(丸投げ)

テスト前は、寝る暇もなく勉強している人がたくさんいます。

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でも、英語がめちゃくちゃ苦手だった私でもなんとかやっていけてるから頑張ればなんとかなるよ

Ally Ally

頑張れば教授もわかってくれるしね

まとめ

いかがだったでしょうか?

アメリカの大学は日本の大学の制度とは大きく異なります。

日本の大学よりも緩いルールの中で自分の出来る範囲で行動できるのがアメリカ大学の魅力の一つだと思います。

皆さんも、アメリカで楽しい留学ライフを過ごしてください!

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