
アメリカ留学を検討している方の中には「田舎への留学って実際どうなんだろう」と頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか?

町の人口のほとんどが大学の生徒という田舎の中の田舎です。(笑)
なぜこの大学に決めたかというと、
単に学費が安かったから。
そして入学当初、英語力が無さすぎてそもそも選べる大学が少なかったから(笑)
です。
「田舎」という概念は人によって異なると思いますが、私が住んでいる場所はどう頑張っても都会とは言えない場所なので、
今回はアメリカの田舎に留学するメリット、デメリットについて紹介していきたいと思います。
アメリカ田舎留学のメリット
学校の規模が小さい
生徒の在籍人数が大都市に比べて圧倒的に少ないので、クラスの編成人数も1クラス30人程度です。私が現在取っているクラスはさらに少なく15人ほどなので、教授との距離も近く、わからないことがあった場合にはすぐに助けてもらえる環境が整っています。
勉強に集中できる
都市部に比べて圧倒的に娯楽の場が少ないので、空いた時間のほとんどを勉強に充てることができます。また、図書館や生徒用ラウンジなど静かで勉強に集中できる施設が敷地内にたくさんあります。
人との繋がりが深い
学校に在籍している生徒の人数が少ないので、カフェテリア(学食)に行くと大体の人の顔を知っているような環境です。同じ人とすれ違う回数も都会の学校に比べて多いので、友達を作るのに最適な環境と言えます。
学費が安い
都会の大学だとどうしても多額の費用がかかってしまうので、費用をできるだけ抑えて留学したいという方には田舎の大学留学はうってつけだと思います。
ちなみに私の現在の学費は寮、食費代込みで年間150万円程です。

アメリカ田舎留学のデメリット
交通の便が悪すぎる
アメリカは、日本では考えられないほどの車社会です。大都市に行けば電車も通っていますが、田舎となると公共バスすらも通っていません。
田舎の大学生は、都市部のショッピングモールに行くにも車が必須になります。免許を持っていない方はどこかへ行くたびに車を運転できる人に頼まなければいけないので、とても不便だと感じると思います。
ただ、アメリカ人のほとんどは車を持っているので、アメリカ人の友達を作って週末はドライブに連れて行ってもらうなど、自分から行動すれば楽しい生活に十分変えることができます。
娯楽の場がない
周りにはスーパーと小さなダウンタウンしかないので、本当に週末はやることがありません。私の周りの友達は大体宿題をするか部屋でYoutubeなどを見て過ごしています。
日本で想像していた”アメリカ像”をあまり味わえない
一番のデメリットはこれだと思います。
アメリカに留学したいと考える方のほとんどはニューヨーク、カリフォルニアなどよく映画で出てくる街を想像すると思いますが、実際に来てみるとアメリカの田舎は本っっ当に何もないただの田舎です(笑)
自分から何か行動を起こさないと、お金をかけて来ているのにも関わらず日本の田舎に住んでいるような感覚になってしまいます。
ただ、周りに甘えず何かしないと!という危機感を必然的に感じるので、行動力を高めたい方にはうってつけの環境かもしれません。
航空券代が高い
こちらに関してはあまり触れられることが少ないですが、日本から都市部と田舎に行くのでは結構な航空券代の差があります。
例えば、ロサンゼルスなどの大都市なら日本からの直行便が出ているので航空券代は日本〜ロサンゼルス間だけで収まりますが、田舎の大学だと日本からの直行便はないので、例えばケンタッキー州の場合は日本〜シカゴ〜ケンタッキーと乗り継ぎをすることになるので、航空券は2枚取らなくてはいけないのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
英語を話せるようになりたい!と一番に考えている方は、田舎の大学をお勧めします。
ただ、アメリカにいる!!!!という気持ちを味わいたいのなら、都会の大学の方が良いのかもしれません。
費用の関係で都会の大学に行けないという方もいると思います。
そんな方は2年生の段階で都会の大学に転校するトランスファー制度もありますし、そもそも最初は大学に行かずにコミカレに2年間通ってから大学に編入する制度もあります。
自分が行く予定の大学をグーグルアースで調べて、周りにどんな店があるのか確認してみるのもおすすめです。
自分の目的に合った留学ライフを!