
こんにちは!Allyです
留学には、本当に大金がかかりますよね。
留学資金として「お金を借りる」という手段を取る人は多いと思います。
私も現在お金を借りながら留学をしていますが、留学前は色々な制度や銀行ローンのシステムを比べてかなり苦労しました。
今回は、私が実際に利用している「一番良い」留学資金の借り方2選を紹介したいと思います。
留学費用を出来るだけ安く借りる方法

- 日本学生支援機構
- 国の教育ローン

地方銀行など本当に色々な機関に問い合わせて詳しく聞いたけど、やっぱりこの2つが確実に安くて条件も良かった!
日本学生支援機構

やはり1番良いのは多くの日本の学生が利用している「日本学生支援機構」です。
こちらの機関には「留学生支援」という海外留学生向けの奨学金制度があります。

やっぱりこの機関から奨学金を借りて留学している人がほとんどだよ
- 「学生本人」が奨学金を借りられる
- 利息が圧倒的に安い
- 1度の申し込みで卒業までお金を借り続けられる
- 卒業するまで返済する必要がない
「学生本人」が奨学金を借りられる
あまり詳しくない人は「そんなの当たり前じゃん」と感じるかと思いますが、収入のない「学生」がお金を借りるのは基本的にどの機関でも難しいことです。
色々な機関の制度を比べてみましたが、「学生本人」の名義でお金を借りられるのはこの「日本学生支援機構」だけです。
それ以外の機関でお金を借りる場合は収入のある「学生の親」が名義人になることが必須なので、将来お金を返すのも親が行うことになります。

だからみんなこの制度を使って自分の名義でお金を借りて、自分の口座から返済しているんだよね
1度の申し込みで卒業までお金を借り続けられる
日本学生支援機構では1度申し込み審査に通れば、卒業までお金を借り続けることができます。

実はこれはかなり便利なシステム!
例えば次に紹介する「国の教育ローン」は1年に1回申し込みをしなければならないのでかなり手間がかかります。

「国の教育ローン」は、「1年に必要な分を1年ごとに借りる」というシステムだからね
対して日本学生支援機構は毎月最大12万円ずつ奨学金が振り込まれる制度で、卒業まで再申請をする必要がありません。
留学に行くとなると日本での手続きを頻繁に行うことはできないので、1度の申請で済むのはとても便利です。
国の教育ローン

「国の教育ローン」は政府系金融機関である「日本政策金融公庫」が取り扱っている制度で、教育費を補いたい家庭向けの融資制度です。
- 申し込みから融資までの期間が短い
- 金利が安い
- 申し込みが簡単で分かりやすい
- 留学用資金としてのサポートがある
申し込みから融資までの期間が短い
「国の教育ローン」申込から融資受け取りまでの大まかな流れ
公式サイトにアクセスすればすぐに申し込みを開始することができます。
だいたい20分もあれば終わる作業になっており、必要な情報は申込者に関する個人情報や家庭全体の年収、家族構成などです。
インターネットでの申し込みが完了すると、登録したメールアドレス宛に一通のメールが送られてきます。
そのメールに「必要書類」が記載されているのでそれらの書類を用意し、指定の宛先まで送ります。
- 世帯全員が記載された住民票原本
- 運転免許証またはパスポート
- 源泉徴収票または確定申告書
- 6ヶ月分の住宅ローンと公共料金の支払い状況を確認できる通帳のコピー
- 入学証明書または在学証明書など
書類を送ると、本人確認や意思確認のため申込者本人宛に電話が入り、その後審査が行われます。
審査に通ったら、契約書類が郵送で送られてきます。
その後、指定した口座に融資金が送金されます。
この流れの中で一番大変なのは、「必要書類の送付」です。

区役所などに直接出向いて必要書類を揃えなければならないからちょっと手間がかかるよ
ただこの作業さえ済ませれば、あとはかなりスムーズに融資送金まで進めることができます。

申し込みから融資までスムーズに素早く行えるのはかなり嬉しいよね
金利が安い

「国の教育ローン」は、固定金利で年1.66%とかなり安く設定されています。

そもそも銀行のローンは変動金利が多いから、固定金利でしかも1.66%というのはとてもお得なんだよ
公式サイトで情報を入力するだけで返済シュミレーションを行うことができるので、是非試してみてください。
留学用資金としてのサポートがある
「国の教育ローン」は最高借入額を350万円までとしていますが、海外留学資金として借り入れをする場合は最高借入額を450万円までと設定しています。
国内の教育ローンとしてだけではなく海外留学のサポートも積極的に行っているので、留学資金を借入するのにも最適です。

海外留学資金として借り入れをする際のサポートがあるから手続きもスムーズに行えて安心だよ
「国の教育ローン」のデメリット
しかし、実際に私が「国の教育ローン」を利用して感じたデメリットもあります。
「学生本人名義」で借りることができないので、全ての手続きを親を通して行わなければならない
という点です。
実際にそのお金を使うのは学生本人なのに、わざわざ親の名義と口座で申し込みをしなければなりません。
将来お金を稼いで返済するのは学生本人ですが、「国の教育ローン」で借りた分のお金は親の口座から返済する形になるので大変です。
家族が協力的なら問題はないですが、やはり自分の学費は自分で借りて返すのが最適だと思うので、この点に関しては「日本学生支援機構」の方が優れていると感じます。

何か質問をしたい時でも、申込者本人にしか何も教えてくれないから自分で借りたお金を管理したい人にとってはちょっと不便だよ
まとめ
いかがだったでしょうか?
留学費用を管理するのは本当に大変です。
出来るだけ安くスムーズに借り入れを行いたいですが、やはりお金が絡んでくるとどうしても複雑になります。
私は留学1年目は「国の教育ローン」でお金を借りて、2年目からは「日本学生支援機構」でお金を借りてなんとか学費の支払いをしています。
是非参考にしてみてください!