
私は、現在通っているこの四年生大学への入学が初めての留学になりました。
周りの日本人のほとんどは、正規留学に来る前に1ヶ月間の短期留学をしていたり、短くても2週間のホームステイ経験がある人ばかりで、初めての留学で正規留学する人は少ないです。
実際に留学に来てみて、思っていたのと違った、思っていたより精神的に辛いなどの心境から「もう帰りたい」と感じる方も多いのではないでしょうか?
私にもそんな時期がありました。
今回は、私の体験談を踏まえて、どうやって乗り越えたか、また一年過ごして見た現在はどんな心境の変化があったかなどを紹介していきたいと思います。
なぜそんな心境になるのか?

理由は様々だと思います。
ホームシック、想像と違った、友達ができない、英語への劣等感が強い、など
あなたはどれに当てはまりますか?
私の場合は、
英語力が低すぎて何を言っているか全く聞き取ることができないのでもちろん話すことができない→友達が全くできない
実際に行ってみると自分が思っていた英語だらけの環境ではなく、日本人グループが楽しそうに日本語で会話している光景を目の当たりにしひどくショックを受ける
アメリカ人はアメリカ人ですでにグループができており、相当な度胸がなければ話に入ることができない→外人の友達ができない→英語が上達するはずがない
周りが想像以上に田舎すぎた→友達もいないのでただひたすら部屋でYouTubeをみる→「こんなのアメリカにいる意味ないじゃん…でもどうしたらいいかわからないもう嫌」
こんな感じでした(笑)
英語ができないことは自分で十分感じていたので頑張ろうとは思いましたが、日本人がたくさんいすぎて日本人同士で食事をしたり話をしていたのを見たときはあーこんなはずじゃなかったなあすでにもう転校したいやり直したい
って思ってました。
日本人がどれほどいるかというのは学校によって結構差があるかと思いますが。
一年経った今はどう感じる?

続けていてよかったと思っています。
先ほど書いた心境がどのように変化したかを順番に書いてみます。
英語力が低すぎた→一年も経てば少しだけ日常会話に慣れる!
もちろん一年ではペラペラにはなれません。努力次第ではありますが。
私の場合はグータラな性格で特に毎日寝る間を惜しんで勉強に励んだわけではないですが、それでも日常会話程度はこなせるようになれました。
日本人だらけでショックだった→適度な距離を取りつつ、助け合える仲になった
確かに、日本人同士でいるのはあまりよくありません。しかし、困った時に一番力になってくれるのは同じ価値観を持った日本人だと感じます。
また、日本人の私たちにとってわかりやすい授業や難しいものなど様々なので、先輩に色々なノウハウを聞いてみるのもアリだと思います。
一年過ごしてみると、最初は日本人グループで固まっていると思っていた人たちはみんなそれぞれ外国人の友達もいて、ほとんどが英語をスラスラ話せる人たちだということがわかりました。
彼らは、ストレスが溜まる留学生活の中の息抜きとして集まっているだけであって、適度な距離を取りながら接していたのです。
今ではとても尊敬している存在です。
アメリカ人の友達ができない→長く在席していれば、声をかけてくれる優しい人にもたくさん出会える!
やはりアメリカにはたくさんの人がいます。
中にはアジア系を嫌う人ももちろんいます。
しかし、日本が好き、インターナショナル生と仲良くなりたいと思うアメリカ人だってたくさんいるのです。
クラスで一緒になった人だったり、ルームメイトだったり、ルームメイトの友達だったり。
友達を作れる環境は必ず訪れます!
周りが田舎すぎる→一年いれば、未成年(21歳以下)でも免許を取得できる!
アメリカでは3000円もあれば免許を取得できます。
また、アメリカは自動車大国なのでレンタカーはどこにでもあります。
免許を取得すればこっちのもんです。
休みの日には遠出をしてショッピングをしたり、アジア料理のレストランに行くこともできます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最初は辛いこともたくさんあるかと思いますが、一年経った今となっては続けていてよかったと感じています。
ただし、本当に辛くなったら「辞める」ということももちろん考えていいと思います。
人生は一度きりですし、留学を諦めたからといって他に道がないわけではありません。
焦らずに、こんなもんだと軽く考えてもう少し頑張って見てください!
