
これから留学しようと思っている方の中には、「大金をかけて留学に行って得られるものはあるのか」と不安に思っている方も多いと思います。
現在、私はアメリカに留学に来てちょうど一年経った状態です。
今回は、留学前は壊滅的だった私の英語力がどのくらい上がったのか、紹介して行きたいと思います。
ペラペラにはならない


語学留学ならなおさらです。
私たちも幼い頃に何年も時間をかけて、徐々に言葉を覚えていくものです。
勉強をして、文法や単語を覚えても1年間生活しただけでは、ネイティブ特有の省略言葉や言い回しまでは駆使できるようにはなりません。
ネイティブが使えば良い具合に笑い話になりますが、まだ留学して1年のインターナショナルが使うとほぼ確実におかしな空気になります。
こういったネイティブが何気なく使っている言葉まではやはり使えるようにはならないので、ネイティブレベルには達しないという判断になります。
「日常会話レベル」とは
アメリカでの「日常会話レベル」は、ほぼ中学英語しか使いません。
「あーそれならできるわ」と感じる方もいるかと思いますが、以外とこれが難しい!
実際にアメリカ人を前にすると慣れていない人ならたとえ中学英語だろうとすんなり出てこないものです。
1年留学すれば、これができるようになります。
今日起こった出来事や相談などをできるようになります。これでも結構な進歩!
リスニング力が上がる

「そこはまずスピーキング力についてじゃないの!?」と突っ込みたくなるかと思いますが、聞いてください(笑)
私は留学して1年が経ち、気がつきました。
スピーキング力がある、つまり「話せる」というのは、「聞ける」というのが前提なのです。
何を言っているのか分からなければ、そりゃあ話すことができるわけないですよね。
私は留学当初、リスニング力がなさすぎてどうしても会話が成り立たず、スピーキング力をあげる以前の問題でした。
ですので、リスニング力を上げるというのは、とてもとても重要な課題なのです。
1年留学すれば、嫌でも毎日英語に触れることになります。
手続き関係も全て英語なので、リスニング力を上げるほかやっていく術がないです。
1年間毎日英語を聞けば、マイナスになることはないので必ずリスニング力は上がります!
英語力向上を妨げる環境

周りの環境によっては英語力をほぼ上げられずに終わることもあります。
日本人ばかり
これは聞いたことがあるかと思いますが、本当によくあることなのです。

田舎だから日本人はあまりいないと聞かされていたのにもかかわらず、です。
私の周りにいる日本人は、よく日本人同士でいます。大富豪とかしてます。
やはり海外に来ると、不安なことも多いです。同じ国の人といた方が落ち着くという気持ちがとてもよくわかりました。
何かあった時に、母国語で相談できる相手がいることは重要なことです。日本人の友達を作ってはいけないということではありません。
ただ、できるだけ英語に触れるようにしましょう。そうしないと、本当に何も学ぶことができなくなります。
積極的になれない
英語への苦手意識から、自ら会話をするチャンスを逃してしまうことがよくあります。
私も当初は全く聞けないし通じないので英語を話すのをためらってしまっていました。
でも、「話そうとしない」というのは、何よりも成長を妨げる原因です。
1人で行動しようとしてしまう
1人が好きな人、いませんか?
私は、どちらかというと大人数でワイワイ食事するよりも一人で静かに食べていたいタイプです。
アメリカにいるのに(笑)
そういう方は他にもいると思います。
でも、これは禁物です。
これも自ら英語を遠ざけている原因の一つです。
結局は自分の努力次第

ここまで長々とお伝えしましたが、結局は自分次第です。
1年間、真面目に勉強する人は必ず伸びますし、怠ける人はアメリカにいてもほとんど伸びません。
留学に行ったからと言って、簡単に英語ができるようになるというのは大間違いです。
自分から行動しなければ何も変わらない!!
苦しくても、諦めずに継続できる力は必要です。
ただ、留学のいいところは、常に前に進める環境が整っていることだと思います。
自分のやる気さえあれば、十分高みを目指すことができるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
留学に行ったからと言って簡単に英語力が上がるわけではありません。
留学は、英語力を上げることができる以外にも得られることはたくさんあります。
もし留学しようか迷っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
新しい世界が待っています。
一緒に頑張りましょう!
