
2018年の日本アカデミー賞で菅田将暉が最優秀主演男優賞を受賞したこの作品!

いやあ、本当に圧巻でしたね。
前編後編と、全部で5時間超えの大作ですが、そんな時間が一瞬に感じてしまうほど、気を抜けない映画です。


この人本当にすごいな。
黙って立ってるだけでどこか儚い、強そうでワルそうな見た目なのにどこかぽっかりと穴が空いていて、奥深くに闇を感じる。
そんな俳優さんですよね。(偏見すぎる)
分かってくれる人いないかなあ(笑)
あとは、結末がもう…
正直開いた口が塞がりませんでした。
映画を見てこんな気持ちになったのいつぶりだろうという感じ。
とりあえず、順を追って解説していきましょう。(笑)
あらすじ

刑務所上がりの新次(菅田将暉)と、韓国人の母が亡くなったことをきっかけに虐待を繰り返す自衛隊員の父に日本に連れて来られた謙二(ヤン・イクチュン)は、ある日ボクシングジムの前で偶然出会う。そのボクシングジムの中でトレーニングをしていたのは、新次が刑務所送りになった原因となった昔の仲間、裕二(山田裕貴)だった。そしてお金も身寄りもない2人は、堀口(ユースケ・サンタマリア)に誘われボクシングを始める。
新次は因縁の相手、裕二に復讐することだけを目標に上を目指し、謙二はそんな新次の後ろについて行くようにトレーニングに励むが、いつしか謙二は自分の生きる意味を探し求めていた。
被災者、自殺、虐待、介護。生きるとは何か。様々な想いが入り混じる。
感想

この映画は「孤独をブチ壊せ」というキャッチコピーで宣伝されてましたが、なんだかもはやそんな一言で表せないというか。
孤独をブチ壊すってどういう意味だったんだろう。この映画の中で、それは達成されなかったと思う。個人的な意見としては。でもきっと答えはないんだろうなあ。
深い闇の中で始まって、やっと希望の光が見えてきたところでまたすぐ下に穴があって、結局はまた闇に落ちて行く。
そんな感じがした。
そして、この映画は考えるべき点がたくさんある。
親に捨てられた子供。
今だに仮設に住んでいる東日本大震災の被災者。
虐待にあった子供。
自殺について。
加害者と被害者の関係。
介護。
様々な過去、環境、想いが入り混じる。深い。とにかく深い。
観る人によって、何通りもの見え方がある映画だと思う。その角度から見ても、きっと同じようには見えない。
そしてもう一つのテーマ「生きるとは何か」
この2人は、色んな想いを抱えながらただ必死に生きようとしていた。
最後に謙二が言うんです。
「僕はここにいる」
そして衝撃の結末。
ああ。。。是非観てください。
もう観終わってから何週間も経つけど、今だに思い出すだけで胸がぎゅーーっとなる。
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伝えたい、菅田将暉のふたつの見せ場

もうこれは必須ですね。もともと華奢な彼は、役作りで10キロ増量したそう。
勢い、圧力、迫力が凄まじい。
血だらけで、それでも戦い続ける姿に思わず目を隠してしまいたくなります。
あとは女子にとっては大切ですね。ビジュアルがとても良い。良すぎる。。
菅田将暉がこれほどの濡れ場映像を解禁したことがあるだろうか?
というほどの魅力たっぷりな濡れ場のシーン。
ヒロイン役の木下あかりさんも素晴らしい。。尊敬。。と思わずため息をつきたくなるような100点満点のシーン。
実はこの濡れ場のシーン、はじめましての挨拶をして3分後には裸になっていたようです。
役者さんってすごい!
まとめ
いかがだったでしょうか?
この作品は邦画界の中でもトップレベルに入る衝撃作ではないのでしょうか。
俳優・菅田将暉の魅力がたっぷり堪能できる作品です。
一度は観ておいて絶対に損はないです。
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